左脳と右脳の違い
人間の脳は左脳と右脳に分かれています。
左脳は主に
思考・損得など
論理的思考を司ります。
対して右脳は主に
直感・イメージなど
感覚的思考を司ります。
どちらも大切で、時と場合によって
使い分けられているのですが
何かを選択する時は
右脳を頼りにした方が良い場合が多いです。
虫の知らせ、第六感とも言いますが
理屈ではない「ん?何か変だな…」という感覚は
人間にとって忘れがちな、超高性能なセンサーなのです。
しかし、いつも左脳を使って生活している人にとって
右脳の声はとても小さいことが多いです。
とても魅力的な案件を持ちかけてきて
こうしておいた方が良いよ!
あなたのその考えは危ないよ!
などと、危険を煽りながら
「今、申し込まないともったいない!」などという
営業をする人とかいますよね。
その時に
「なんか、変だな、いやだな…」
と右脳がささやいていたのに、左脳が
ん?今、何か聞こえたような気がするけど…まいっか。
よろしくお願いします!
と、無かったことにしてしまうことって、よくあります。
そうして、損得などを考えて契約したことって
お金の問題や人間関係など、大抵上手く行かないのです。
しかし、「えっ、大丈夫なの?」と思えるようなことでも
直感に従って生きて行くことで、面白いように人生が好転して行きます。
例えば「本屋!」という直感の声が聞こえてきたとします。
左脳は
「え?今、別に本屋に用事なんて無いよな…?」と
その声を無視してしまいがちになります。
しかし、そこで敢えて
用事が無くても本屋さんに行ってみるのです。
そこで、今の自分に必要な本がたまたま見つかったり
会いたいと思っていた人にたまたま会うことが出来たり
いつもの道を通っていたら危ない目に遭う可能性があったり
理屈で考えたら有り得ないようなことが
どんどん起きて行くのです。
普段の思考回路では理解できないことを
直感はポン!と出してくるので、最初は戸惑うんですよね。
そんなことしてどうするんだよ!
って。
しかし、直感の声を大事にして行くと
どんどんと人生が好転して行くのを感じます。
また、次第に「おかしいな?」と思うことにも
敏感に反応できるようになります。
例えば
交流会に参加しようと思っていたのに
直前で体調不良になってしまったとします。
うーん、どうしたんだろう。
昨日までそんな調子は悪くなかったのにな…
でも折角申し込んだんだから、行った方がいいはずだ!
と左脳は考えたりします。
しかし、それは右脳が直感的に
「行きたくない、行っても意味がない」
というようなメッセージを受け取っていたせいで
身体に拒否反応を出している可能性もあります。
そこでゆっくり休むことによって
結果的に良い方向に進むことになるのです。
でも、もちろん限度とタイミングがあります。
収入が会社からのお給料しかない方が
「よし!会社を辞めよう!」といきなり直感に従って辞めてしまったら
それは危険極まりないですよね。
直感の声をいつもキャッチしておきながら
あえて左脳を使って生活することも良いでしょう。
しかし、準備が出来たら
直感を大切にする生活をしていただけると
人生がどんどん好転して行くことは、間違いないです!