たくさんの人の物語に触れる『ドラマ』アーティスト ~『限りある人生の時間』を大切に生きていきたい~ ◇日吉真澄さん / ひよちゃん◇

 

 世界にひとつだけのオリジナル手帳作りを中心に、多彩な仕事をされているひよちゃん

さぬきち:手帳學本講座受講生のひよちゃんにインタビューしていきたいと思います。ひよちゃん、よろしくお願いします。

 

ひよちゃん:よろしくお願いします。

 

さぬきち:僕、何回かオンラインでやり取りをさせていただきましたよね。そんなひよちゃんにインタビューさせていただこうと思います。それでは、まずひよちゃんのお名前とニックネーム、お住まいをお聞きしてもよろしいでしょうか。

 

ひよちゃん:日吉真澄です。ひよちゃんって呼ばれてます。東京都在住です。

 

さぬきち:今はどういったお仕事をされていますか?

 

ひよちゃん:今は、世界にひとつだけのオリジナル手帳を作り降ろししていますね。一人一人のお仕事、夢、家族構成、趣味、性格など、ひとりひとりにぴったり合わせたオンリーワンの手帳を作り降ろしているクリエイターです。手帳講座や星詠みセッションと星詠み講座、あとミュージシャンもやってます。

 

さぬきち:その手帳が出来上がるときって、いろいろ聴き取りなどをして作っていくんですか?

 

ひよちゃん:そうですね。今は直で会うことはほぼないので、Zoomでつないでヒアリングをします。お仕事は何やっているのかとか、どんなことを書いていきたいかとか、叶えたいことだとかそういうのを聴き取りして、「じゃあこういう欄を作っていったらいいんじゃないですか?」みたいなことを提案して相談していく感じです。打ち合わせが終わったら私が形にして、それをチェックしてもらって、OKだったらプリントして渡すみたいな。

 

作曲×演劇=作曲家手帳の誕生!

 

さぬきち:なるほど。手帳って手帳コーナーとかで売ってると思うんですけど、そういった手帳と1対1で直接聴き取りをして作った手帳っていうのは、どういったところが変わってくるんですかね?

 

ひよちゃん:一般的に並んで売られているようなものは、「層」に対応できるように作られているので、購入者が手帳の方に合わせていくことになります。でもオリジナルで作り下ろし出来れば、その人が書きたい、記録していきたい、こういう欄が欲しいと思っていることに手帳の方が寄り添い、100%理想的な自分仕様のオンリーワンの手帳が手に入るということです。層に向けて作られてるものだと、「こういうことが書きたいのに欄がない」とか「こっちの手帳にはAが入ってるけどBはない。でもあっちの手帳にはAはないけどBはある。両方入っててくれればいいのにそういうものがない!」ということが出て来て、どこを探してもなかなか理想的な手帳に出会うことができず、何冊も行き歩く手帳ジプシーみたいになる…実際自分がそうだったので、とても困っていました。私は作曲家やピアノインストのアーティストとして長年活動して来て、ピアノ1本で作る音楽をずっとやって来てたんです。あるとき、演劇の仕事をいただいたんですがそれがものすごく面白くて、この道をこれから拓いて行きたいなと思って、そういう仕事をできるようになるために作曲の師匠のところに入門したんですけど、そしたら一気に大量にやらなきゃいけない勉強が降ってきたんですよ。それで、そういうことを記録しておく自分のための手帳がどうしても必要になり、楽譜や音楽系書籍をたくさん扱っているお店とか、もちろん大型雑貨店や書店などにも行ってみたんだけど、作曲家手帳なんてものは当然世の中にはあるわけもなかったんですね。でも、必要に迫られてるんですよね、こっちは。仕方がないので自分で創るしかないっていう追い込まれた事態になっていったっていう。それでとにかく作り始めたわけなんだけれど、「表」を作ることがめちゃくちゃ面白くて。きっとすごく向いてたんですよね。内容を発想したりデザインしたり、筋道立てて組み立てていったりすることが。すっかり作るのが楽しくなってきちゃって、楽しく作ったものは見せびらかしたくなり、作曲の師匠とか周りの人たちに「この手帳すごい!」と褒められるようになって。それが手帳制作に至った経緯だったんですよ。

 

職業に特化した手帳がないなら、私がお作りします!

さぬきち:世の中の手帳が自分に合わないなとか、書きたいことが書けないなっていう人はひよちゃんに面談をお願いすると、自分の書きやすい、世の中にない手帳ができるんですかね。

 

ひよちゃん:そうですね。市販の手帳はお仕事に特化してるのってあんまりないんですよ。私の仕事(作曲家)も、そもそも人口的にたくさんいるお仕事なわけでもないのでそんな手帳があるわけもなく。でも、それってどの仕事にも言えると思ったんですよ。例えば、アーティストが使いたい手帳とアスリートが使いたい手帳は違うでしょうし、営業さんと講師業の人が使いたい手帳っていうのも当然違うはずなんですよね。そこに本人の夢、性格、趣味だとかいろんな要素が関わってきたら、完全にみんな違う手帳が欲しいはずなんです。でも、どこにもそういう自分ぴったりのものは売ってない。だったらそれを私が作ればきっとお役に立てるんじゃないかなと思いました。長年に渡り、エンターテイメントの現場でものづくりをやってきたので、アイディア力やセンス、ありきたりでない発想といったものを真剣勝負して磨いて来たつもりなので、私、きっとめっちゃ面白いものを生めるから、それを形にすれば、その人にぴったりの内容で、しかもめっちゃおもしろい遊び心やステキさが盛り込まれたオンリーワンの手帳を届けられる、そんな手帳があるならばきっと「欲しい!」って思う人はいるんじゃないかなと。

 

さぬきち:なるほど、そういった経緯で1対1のオリジナルの手帳を作られているってことなんですね。

 

ひよちゃん:そうですね。そして私が、作っていて何より楽しいです。めっちゃ面白いんですよ!

 

人生のどん底期に星詠みに出会い、面白さに開眼!

さぬきち:楽しみで好きでされている手帳作りと、星詠みもされていますよね。僕もやってもらったことがあるんですけど、星詠みはどういうきっかけで始められたんですか?

 

ひよちゃん:私は、人生のどん底期に落ちていたときがあって、友だちの友だちに西洋占星術ができるっていう人がいるというので、「私の運命、この先どうなっちゃうか不安で仕方がないから見てほしい」って、見てもらったんです。元々大学生くらいから星占いは好きだったんです。でも、雑誌の後ろにちょっと載ってるやつとか朝のワイドショーとかの「今日の〇〇座さんは…」というのを聞いて喜んでるレベルだったんですけど、ちゃんと自分の星を見てもらったのはその時が初めてでした。そしたら、性格分析がものすごく正確に出てて、「何だこれ面白い!」って思いました。私は元々人間分析とか大好きで、頭が哲学思考寄りなんです。なので、人間のタイプをいろいろ分析したりするのがすごく好きだったんですよ。「星ってこんなにあれこれ細かく分かるんだ!」って感動しました。人生のどん底期にいたのは、『星と星が動いて影響し合っていたから厳しいことが起きていた』ってことを言われて、「自分が上手くいっていないのは、自分の努力が足りないからだ」って自分を責めていたというか、私がダメだからなんだって相当悩んだり落ち込んでたりしていたので、「星のせいだったら自分の手が及ばない、それはどうにもしょうがなかったよね」ってとても救われたんですよね。それで「星詠みめっちゃすごい!面白い!」ってなって。でもその時は100%音楽家として生きていたし、それを仕事にしようとは思わなかったんですけど、純粋に面白かったのでどんどん調べていったら、いつの間にか詳しくなっちゃったみたいな感じでしたね。

 

さぬきち:詳しくなって、気づいたら「あなたにはこういう可能性がありますよ」って鑑定したり教えたりするようになったんですね。

 

ひよちゃん:元々ミュージシャンを長くやっていたんですが、長年ずっと走って来て活動にとても疲れてしまっていたので、こんなに苦しんでばかりいる人生でいいのだろうか、もう少し自分らしく生きてあげていいんじゃないかと思ったんです。そのために活動を前向きな気持ちで縮小して、より良い形で音楽に向き合っていければそれが一番良いのではないかと。それで、活動を少し縮小して、残りの空いたところで別の夢を持とうかってなって、じゃあ自分、「音楽以外に可能性がありそうなアイテムは何があるだろう?」と考えたときに、浮上してきたのが「手帳」と「星詠み」だったんです。これだったらきっと人の役にも立てるし、こんな面白いものが仕事にできるなら自分も嬉しい、しかも今まで培ってきたセンスやアイディア力といったこともきっと活かせそうだと思い、それでやってみようと思いました。

 

8歳から目指したプロミュージシャンへの道

さぬきち:今は手帳の作成と星詠みと2つお仕事をされている感じなんですね。あと、ミュージシャンですか?

 

ひよちゃん:そうですね。3足の草鞋ってとこです。音楽はアルバム17タイトルあります。

 

さぬきち:ミュージシャンの活動はいつくらいからされているんですか?

 

ひよちゃん:4歳でピアノを始めて9歳のときに作曲を始めたんですけど、8歳のときにプロを目指したんですよ。8歳から目指し始め、音楽家になるという志を掲げてからはそこからはガチなんですよ。かなり我武者羅にやってプロを目指して、音大を卒業して東京でデビューのための下積み活動をひたすら積んで、29歳のときにデビューが決まってアルバムでデビューした感じです。

 

さぬきち:リリースまで8歳から21年かかったんですね。

 

ひよちゃん:正確にはそうですね。でも基本的には高校生くらいまでは現実問題としてまだ親元にいた子どもだったので、そこにカウントされるかは微妙ですが。ライブ活動は20歳頃に始めたので、活動自体はそのころからやってたことになりますが、正式なデビューは29歳のときにアルバムが出たときになると思います。

 

さぬきち:小さなころも、友だちと遊んだりとかもせずに音楽に打ち込んでたんですか?

 

ひよちゃん:全然遊んだりしてなかったですね。遊びたいとも思っていなかったです。ものすごい熱血漢な子どもだったんですよ。8歳のときに「私はプロになるんだ!」って自分で思い込んで、プロになるんだから普通の生き方をしていたらダメだと思っていたし、努力をしなければダメだって子ども心に思いました。音楽大学って入試のときにすでにピアノのレベルがないと受からないんですよ。だから、大学入ってから1からやろうっていうのはありえない世界なんですね。大学に入るっていうのは子どもにとっては最終目標のようなものだし、そこに向かって高校もクリアして、ひとつずつステップを踏んでいかないといけないので、その目標だけしか見てないような猪突猛進的な感じで合格に向けて練習してましたね。

 

さぬきち:8歳から大学目指してるってすごいですね。プロの音楽家っていうのを目指すきっかけって何かあったんですか?

 

ひよちゃん:小っちゃい子がピアノ弾けたりすると、周りの大人から「ピアノ上手いね」とかっておだてられるわけですよ。そうすると単純な子ども的には「私にはピアノがあるんだ!」っていう気持ちになっちゃうわけです。「将来の夢は何?」って子どものころってよく聞かれるし、将来の夢の作文とかも書かされたりして「果たして自分の夢は何だろう?」って考えたときに、もう「もちろん音楽しかないでしょう!」っていうセルフイメージが出来上がってたんです。それで親が「プロになるには、音楽大学っていうところがあるんだよ。そんなに好きだったら、行ってみる?」って言ってくれて「やってみる!」ってなって、そこからはもう熱血です。まるでアスリートかのようにやってました。

 

さぬきち:なるほど。すごいですね。8歳からプロを目指して29歳で正式にデビューして、そこから何歳くらいまで音楽家として活動されてきたんですか?

 

ひよちゃん:現在で22周年を迎えてます。

 

弱音を吐き出すうちに『手帳オタ』化!そこで目に入ったのが手帳學の広告だった

さぬきち:何か音楽家としても手帳を作ったりとか星詠みをしたりとか…やっぱり『アーティスト』な活動をされていると思うんですけども、そんなひよちゃんの手帳學との出会いのきっかけってどんな感じだったんですか?

 

ひよちゃん:手帳學とのきっかけは、活動を縮小する決断をして、「じゃあ次に何をやろうかな?」って思ったわけなんですが、それまで芸能の世界にいたので、やっぱり40代とかになってくると若者と比べられたりとかするから焦るわけですよ。それで、必要に迫られてスキンケアを勉強したんけど、そうしたら美容のことって面白かったんです。なので、最初は美容の仕事とかいいんじゃないかって思ってたんですね。そこで一度Facebookで『美容家』って検索してみたんです。そしたらそれをやった途端に、起業系とか、集客のやつとか、ものすごい量の広告が流れてくるようになったんです。最初は「何だこれ?」ってなりました。で、その中に手帳學の広告が入って来たんですよ。手帳學ってそういう起業塾的みたいなものじゃないですよね。でも、手帳オタだった私には「ん?手帳?」と目に留まったわけです。私は元々一番どん底に落ちてたときに、手帳と星詠みで這い上がってきたんです。Twitterが出始めたころが一番どん底だったんですけど、Twitterって好き勝手に言いたいことを呟いてるツールってイメージだったんですよね。今はそうではない素晴らしいツールということも分かったので思い込みだったわけですけど。でも、そのころは、私は芸能をやってるから、若いころから「絶対に公に弱音を吐くな」っていう常識を生きて来てるんですよ。だから、みんなは自由に気持ちを吐露できる場があるけど、自分にはそれがないってことが苦しくなってたんです。それで「外に出せないのなら、手帳に吐き出すしかない」って思ったんですね。そのときたまたま使っていた手帳が、見開きページの左側がバーチカルになってて、右側が大きい一枚メモ欄になってるタイプのもので、右側の1ページ丸ごとメモ欄だったところに、弱音・葛藤・愚痴・泣き言とかを全部書き出すようになったんですよね。そしたらそれをやっている内に、なんか癒されて行ったんです。さらに、どうせなら手帳をステキにしたい、面白くしたいといろいろアイディアを閃いているうちに、「手帳をデコる」っていう楽しみを知っていって、すっかり面白くなっちゃって、そこに没頭することで現状の苦しみから逃避してたんですよ。そうしているうちに『手帳オタ』化していったというバックボーンがありました。なので、手帳學の広告を見たときに「手帳のことをやってて、無料なんだ?じゃあ一度行ってみようかな」みたいな流れになったんです。私は普段から体験セミナーとかには良く行くタイプなんですよ。それが手帳學を知ったきっかけですね。

 

手帳學には仲間を求めて参加

さぬきち:元々手帳を書くのが好きで、『手帳』というワードに惹かれて参加したんですね。初めは体験講座を受講されたと思うんですが、体験講座は参加してみてどうでしたか?ひよちゃんが最初に持ってた手帳のイメージとは違うと思うんですが。

 

ひよちゃん:私は完全に手帳オタなクチだったので「手帳學と名打ってるわりには手帳のこと何にもやってないな」って思いました。これって手帳の講座じゃなくて、自己啓発の講座なんだなっていう認識でした。

 

さぬきち:そうですね。体験講座のあとは、本講座に繋がっていくと思うんですが、いかがでしたか?

 

ひよちゃん:私の場合はちょっとワンクッションあるんです。体験講座を受けたあと『志命育む会』に出ていたんですよ。本講座を受けてないのにちょいちょい顔を出してウロチョロしてたのですっかり顔なじみになっていて、結構その場にいたから周りの人から「えっ、まだ本講座受けてないんだっけ?」って言われたり、ともくんにも「そういえば、ひよちゃんってまだ本講座受けてないんだよね」って言われて、周りから「ねえ、受けないの受けないの?」って流れになって、結構遅く受けたんですよ。

 

さぬきち:本講座を受けたのは周りに言われたから…という他には何か受けようと思ったのは何かあったんですか?

 

ひよちゃん:私は手帳學に入ろうと思ったのは、本講座に興味があったというよりも、音楽活動をずっとソロ=ひとりでやって来てたので、結構深刻に仲間が欲しいって思ってたんですよ。だから、仲間を作ることに期待して入ったっていう感じです。

 

さぬきち:今は、ひよちゃんが手帳學に接してからどれくらいになるんですか?

 

ひよちゃん:多分、2018年末、12月20日でした。それが最初です。私翌日から北海道に行ったので、覚えてますね。

 

さぬきち:本講座は半年後くらいに受けられたって感じなんですか?

 

ひよちゃん:体験講座が12月で本講座を受けたのは10月だったので、翌年の秋でしたね。「10カ月も先だった」みたいな感じでした。

 

さぬきち:そしたら、本講座を受けてから1年半くらいですかね?元々ひよちゃんが作りたかった仲間って、まだ作って行ってるって感じなんですか?

 

ひよちゃん:そうですね。まだ途中ですね。

 

手帳學コミュニティは『まろやか』!

さぬきち:なるほど。ひよちゃんはこの手帳學のコミュニティにいろいろ参加されていると思うんですけど、手帳學のどんなところが魅力だと感じますか?

 

ひよちゃん:尖ってる感じの人があんまりいない『まろやか』というか。受け入れ度が高いというか。そんな印象です。

 

さぬきち:「受け入れ態勢」ができているって感じですかね。

 

ひよちゃん:そう。間口が広くて、寛大って感じですかね。だから割とウェルカムっていうか。あんまりダメ出ししないというか、はじかない感じ?

 

さぬきち:そこがひよちゃんから見た、手帳學の魅力ってことですね。

 

ひよちゃん:人って『気後れする』って、あるじゃないですか。そういう感じがないですね。みんな偉ぶらないっていうかなじみやすいというか、ポピュラーっていう感じがする。自然体で生きてるというか。

 

さぬきち:なるほど。ありがとうございます。

 

いろんな人の人生に触れる『ドラマ屋』として活動したい

さぬきち:ひよちゃんのこれからの理想の姿とかビジョンってお持ちでしょうか?

 

ひよちゃん:手帳を創っていきたいので、ひとりひとりにオリジナル手帳を作り下ろすのは今まで通りやっていきます。それは個人と個人のセッションなので、やっぱりすごく面白いんですよね。それをやっていきたいのと、もっと広い層に届く手帳を作りたいので、手帳の出版もしたいです。自分は、エンタメ業界で培ってきたセンスが強味と思うので、ちょっと面白い世界観を生み出せるのではないかと思ってます。それを手帳という世界の中に盛り込んでいきたいです。「なんだこれ、めっちゃ面白い!」みたいに思ってもらえる手帳はなかなかないので、そこの部分を作っていきたいですね。手帳にエンタメ性を持たせたいんですよ。

 

さぬきち:なるほど。これからひよちゃんがそこに向けてチャレンジしていきたいことって何かありますか?

 

ひよちゃん:たくさん人に出逢っていきたいですね。いろんな人の人生に触れたいです。みんなそれぞれの面白い世界があって、それぞれに素敵なストーリーがあるんですよ。音楽を創ってたときも演劇のお仕事をやらせてもらっていて、創作っていうものには物語が付いてくるんだなと思って、自分の場合には一番そこが魅力でした。元々、音楽をやってたときから人間のドラマが一番好きだったんですよ。手帳にもそういう『人生のドラマ』っていう共通キーワードや哲学が見えたんです。だから、自分の才能が活かせるのはきっと美容じゃない、手帳だなって思ったんですよね。ミュージシャンとして長年に渡り鍛え磨いてきたセンスや発想力を活かしていけば、世の中にないような面白い手帳がきっと作れるって思っているし、それを届けていきたいんです。そのためには様々な人のドラマに感動したいし、「やっぱり人間っていいな」って思っていきたいというか…音楽を創るかのように手帳を創りたいんですよ。

 

さぬきち:なんか、いいですね!

 

ひよちゃん:時々思うんですけど、手帳を創っているのに、音楽を創っているような錯覚に陥ることがあるんですよ。全然違うものを創っているはずなのに「あれ?これって作曲の感覚だ」って思うことがよくあります。

 

さぬきち:作曲と手帳の作成って、共通しているところがあるのかもしれないですね。

 

ひよちゃん:星詠みもそれが共通してるんですよ。星詠みも結局人生を解読することだから、それもまた人間のドラマっていうところにリンクしてるんですよ。だから結局自分って『ドラマ屋』なんだなと。人間の物語の世界が好きで、人のドラマに触れてたいんですよね。それこそがやりたいことなんだなと思っていて。結局手帳であろうが音楽であろうが星詠みであろうが、やりたいことは『人の物語』にリーチするものということは一致していますね。

 

さぬきち:なんか、素敵ですね。その「物語」っていうのって。

 

ひよちゃん:ありがとうございます。

 

毎日『余命3年』の気持ちで生きていきたい

さぬきち:これから将来のひよちゃんに向かって、何か一言ありますか?

 

ひよちゃん:自分が一番しんどかったときに決め手となった思考があるんですけど、あるときから「余命3年」っていうのを考えるようになったんですよ。一番苦しいどん底のときにそんなことを思っていたのだけれど、この苦しみが5年も続くのは辛すぎて耐えられない。5年は長いと思ったんですよね。かといって1年では少なすぎるし現実的じゃない。3年なら辛さにもギリギリ耐えられるかもしれないし、何かやるにしても3年あればなんとか叶えられる可能性も高いんじゃないかって思うようになって。そのときから余命3年っていうのを毎日更新し続けてるんです。3年と設定したからといって、実際には寿命が減っているわけではなく、常に余命3年を更新なんですけどね。でも、最近それをあまり考えなくなってましたが、もう一回思い出して「本当に余命3年だったらどう毎日を大切に生きる?」っていう問いかけを最近するようにしてます。

 

さぬきち:いいですね。なるほど、僕も「死を意識する」と人の行動って変わると思うんですけど、人ってついつい自分の命っていつまでも続くんじゃないかなって感じてしまいがちですよね。今のお話を聞いて、自分の人生が余命3年だとして本当に生き切ったって自分の人生でも思えるようにしたいなと思いました!

 

ひよちゃん:3年という時間は、程よく焦るし、程よく耐えられもすると思った。それで、もし本当に余命3年だったらどうするのかって思ったときに一番願ったことは、仲間が欲しい、仲間が大事ってことでした。それと私はやっぱり『創る人』なので、この世に何かを生み出し届けることをやりたいなって思います。余命3年で何が残せるかって本気で考えていると、日々大事なことを適当にはやらなくなるんですよ。結構いいなこれって思って、大事にしています。

 

さぬきち:大事な言葉ですね。余命3年って思ったら何がしたいのかってことを自分に問いかけて、いきたいということですね。

 

ひよちゃん:私も改めてもう一回ちゃんと向き合って、余命3年のつもりで、できることを真剣勝負したいと思います。今の時代、明日はどうなるか分からないから。やっぱりこうして生きていられて、挑戦していられるっていうことは、しんどいことがあっても幸せなことだから。だったら命がある限りこの世界を面白くするために貢献したり誰かを幸せにできたらと思っています。

 

さぬきち:僕も改めてひよちゃんのお話を聞いて、自分の毎日をどう使おうかっていうのを、余命3年の話を聞いて思いました。自分にもそうやって問いかけて生きていけたらなと思いました。今日は手帳學受講生のひよちゃんにインタビューをさせていただきました。今日は、ありがとうございました。

 

ひよちゃん:ありがとうございました!

 

ひよちゃんの公式サイトは こちら から!

 

 

インタビュアー:さぬきち

カメラマン:ゆっしー

ブログ作成:のりにぃ

 

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