おひさまプランナー ~私の喜びが伝わっていく生き方~ ◇石居由衣さん/ゆっしー◇

自己紹介

ゆっしー1

 

さぬきち: 手帳學受講生のゆっしーにインタビューしていきます!まずは自己紹介を簡単にしてもらってもいいですか?

 

ゆっしー:はい。私は石居由衣と言います。みんなから『ゆっしー』って呼んでもらってます。『おひさまプランナーのゆっしー』ですね。手帳學を受けて自分と向き合って、自分を知っていく中で、これだ!ってすごくしっくりきました。私の在り方が、自分がおひさまのようにいきいきと楽しいことをしたりとか、自分らしく輝いていくことでそのエネルギーが他の人にも伝わって、自然と他の人も元気になったりとか、わくわくするのが伝わっていく生き方を軸にして過ごしています。

 

さぬきち: なるほど。ゆっしーが太陽みたいに元気でいることで、その元気が周りの人に伝わっていくから『おひさまプランナー』なんですね。

 

ゆっしー:そうです。まず自分が楽しんで、心地良くいきいきとしていくことで、それが原動力となって周りの人に自然と伝わっていくんです。周りの人のために何とかしてあげようとか、周りの人をまず喜ばせてあげようとするんじゃなくって、自分が楽しんでいきいきすることで、それが自然と相手にも伝わって、相手の人もそれでエネルギーもらえたり、勇気がもらえたとか、一緒に「楽しくなってきた!」みたいな感じです。

 

さぬきち: なるほど、素敵ですね!

 

手帳學の受講前の状況

ゆっしー2

 

さぬきち: 手帳學を受ける前は、どういった状況だったんですか?

 

ゆっしー:手帳學を受ける前、私は保育士をしていたんですが、常に自己否定をしていました。何かトラブルとかあったり、いろんなことに対してもいつも自分責めをしていて、ちょっと冷たくされたりしたら「全責任は私や!」「私には全然価値がない」「こんな私なんて」とか、そういう言葉も常に使っていたし、自分のこともめっちゃ嫌いでした。それに母との関係もものすごく悪くて、もうめちゃくちゃ激しい怒鳴り合いみたいなケンカを毎日2,3時間ほどしていました。しんどかった、すごく。それに他人の目もすごく気にしてて。自分がやりたいとかっていうよりも、「他人にどう思われるかな?だからこれやろう」「これやっといたら相手が喜ぶかも」とか、いつも他人が基準になってました。

 

手帳學受講後の変化

ゆっしー3

 

さぬきち: ちなみに手帳學を受けた後に、何か変化はありましたか?

 

ゆっしー:めちゃくちゃ自分でも変わったなって思うし、自分のことが好きになれたっていうのがすごくあります。私は「頑張らないと価値がない」って思ってて。母からも「頑張らないと認めてもらえない」環境でもあったんで、「できない自分もOKなんや」とか、「本当にありのままの私に価値があるんだ」って段々思えてきて。そこですごく生きやすくなったし、相手が怒ってる理由を全部自分責めに紐付けなくなりました。相手がただ機嫌が悪かったんかな~とかっていうふうに思えることも増えてきたし、母との関係も今はすごく良好になった。今でもケンカはあるけど、その修復がすごく早くなった。今までやったら、ケンカしたら、本当にもう1週間しゃべらんとか無視とかあったけど、今では自分からも謝れるようになってきてる。母が悪いところもあるけど、「ここは私が悪かったよね」と、自分から先に謝ったりとか、母も折れてくれたりとか。私がそうすることによって、母との関係も変わってきたなと思います。あと、決断も自分で出来るようになっていったなって思ってます。

 

初めての大きな決断

 

さぬきち: 例えばどんな決断をされたんですか?エピソードがあれば教えてください。

 

ゆっしー:手帳學受ける前は保育士として7年勤めてたんですけど、それをスパっと辞めたんですね。今までの私の園では寿退社以外で辞めてる人っていなくって。私自身も、子どもも好きやったし、職場も良い環境やったんやけど、そこで保育の世界しか知らずに生きていくのは、それは嫌やと思って。それでワーホリでオーストラリアに行ったんですね。その決断が出来たのも、手帳學を受けたからだなって思います。新しい世界を見たいと思ったんです。

 

手帳學に触れてからの変化

ゆっしー5

 

さぬきち: ちなみに、手帳學にはどれぐらい触れてるんですか?

 

ゆっしー:2017年の8月。3年半前。

 

さぬきち: 受け始めてすぐではなく、そのように変わるまでに結構時間かかったんですね。

 

ゆっしー:長かったですね。最初とか全然理解出来なくて…自分の持ってる価値観とあまりにも違う価値観や違う考え方を聞いて、それが自分の常識を越えすぎてて、受け容れられへんというか、腑に落とせなかったんです。でも、それに長く触れ合って地道にコツコツとやっていくことで、ちょっとずつ良くなっている感じで。今やから自分も変わったって思えるけど、当初は周りから変わったねって言ってもらえたときに初めて「そうなんや私って変わったんや、どこが変わったんやろ」って考えていったりして、徐々に変わったことを実感していったっていう感じです。

 

初めは受け入れられなかった

ゆっしー6

 

さぬきち: 初めは、手帳學の考え方は受け容れられなかったんですか?

 

ゆっしー:「そんな考えしていいの⁉」みたいな感じでした。”ねばならない”思考がすごく強かったんです。私が知ってる世界じゃない考え方で「それってタブーじゃないの?」ってことを思ってて、戸惑ってたって感じです。一般的な「失敗は良くない」とか「出来ないことはダメだ」って言われる環境で育ってるから、それを受け容れるのは怖さもあったし、手帳學の考えをやったらまた怒られるんじゃないかって思ってました。でも、今の自分を変えたいってすごく思ってたし、自分が本当に自分らしく生きて行きたいっていうふうに思ってたから、その考え方を受け容れようと頑張りました

 

さぬきち: 続けていった結果、自分では気付かないけど周りからは気付かれるほど変化していったってことなんですね。

 

ゆっしー:知らない世界とか考え方とかに飛び込むからやっぱり失敗もあるし、そこに対してもぶつかることもある。でもその失敗から学べることはすごく大きくて、そこから学んでまた次に挑戦して、また失敗しての繰り返しですね。

 

現在の活動や仕事について

 

さぬきち: ちなみにゆっしーは今、どういった活動や仕事をされてるんですか?

 

ゆっしー:今はカメラマンをしてます。保育士してて、それを辞めてワーホリに行って、そこでプロのカメラマンの元で働いてる子との良い出会いがあったんです。もともとカメラが趣味だったんですけど、詳しく教えてもらったときに「本格的にするカメラってこんなに楽しいんや!」って思って。相手を撮ったりとか、自分も撮ってもらったりしているうちに、すごく楽しくて気持ちもすごくHAPPYになった体験をしたんですね。そこで「私もこれを仕事にして、自分が楽しいことで人を喜ばせてあげたい」って思いました。その気付きが今の『おひさまプランナー』っていうところにつながっていきました。

 

 そして帰国後1週間で、全然カメラのことが分かってなかったので、フォトスタジオで働き始めました。全然カメラのことが分かってなかったので、基礎から教えてもらってテストも受けて、カメラマンとしてお客さんを撮らせてもらえるようになりました。スタジオでの撮影も好きだったのですが、撮影は室内だけやったんで、外で自然と一緒に撮っていきたいっていう想いもあって。それと同時に自分個人でフリーランスとして並行して進めていき、1年半働いていたスタジオを辞めて、今はフリーをメインにしてやっていく感じです。

 

 

カメラマンとしてのコンセプト:『KOKAIフォト』

ゆっしー8

 

さぬきち: ちなみに、カメラマンってたくさんいると思うんですけど、ゆっしーがカメラマンとして活動する上で何かコンセプトってあるんですか?「私のカメラにはこういう強みとか想いがあるんだ!」という想いがあれば、ぜひ聞かせてもらってもいいですか?

 

ゆっしー:私は『KOKAIフォト』っていうのを軸に置いています。「それって何のこと?」って思うかと思うんですけど、そのKOKAIには3つの『こうかい』があるんです。1つは「ああしておけばよかったな」っていう『後悔』2つ目が海に出る『航海』3つ目が公にする『公開』。その3つの意味をまとめてKOKAIフォトにしてます。この3つの『こうかい』はまさしく私なんですね。

 

 1つ目の『後悔』は、私は母が厳しくて、すごい制限があったし、縛りがあったし「これしたらダメ」とか「こっちのほうがいい」とか、母の意見を優先していたから出来なかったことがたくさんあって、後悔が今でも残ってるんですね。その後悔をずっと持ったままの人生って嫌やなって思って、私は一歩踏み出してワーホリに行って、海を渡って『航海』をしました。そこでいろんなチャレンジとか勇気を出してやったことによって、どんどんありのままの自分が出せるようになってきて、みんなにありのままの自分を『公開』…オープンに出せるようになってきて。そういうふうに他の人とかにも後悔を持ち越さずに、【未来も笑顔】にっていうのをコンセプトにしています。

 

写真ならありのままの姿を収められる

 

 そのときってやっぱりもがいたりとかあると思うんですよ。でも、写真だと、ぶっちゃけ泣いてても怒ってても”いいな”って思うんですね。ただ、そういうのを未来から振り返って見たときに「あのときこんなことあったね」って、そこで笑顔になれたらいいなって。写真が苦手な人の笑顔も無理なく自然な感じで引き出したりとかしていきたい。私も楽しみつつ、相手にも楽しんでもらえるように、一緒に写真を創っていきたいなって思っていて、そこを私は大事にしてます。

 

さぬきち: 自分が楽しんで写真を撮ることで、それが撮ってもらう人に元気を与える…それがまさにさっき言われてた『おひさまプランナー』につながるんですね。

 

ゆっしー:おひさまプランナーが私の『石居由衣』っていう全体的な在り方で、その中にあるカメラにスポットを当てると『わくわくメイキングKOKAIフォトグラファー』ですね。わくわくを一緒に創っていきたいです。自分自身もわくわくすることを忘れずに活動しています。

 

さぬきち: なるほど。ありがとうございます。

 

将来のビジョンや理想の姿

 

さぬきち: カメラマンとして活動する上で、将来のビジョンや理想の姿、または、どのようになっていきたいかなどの想いはありますか?

 

ゆっしー:今は、撮影するときには、外で‟撮影する時間”を作ってるんです。もちろんそれもやっていきたいですが、それプラス一緒に旅行とかおでかけに行って写真を撮ったりとか、その人の1日の流れに密着したいですね。その人の本当に自然な感じ、そのときにしか残せない一瞬一瞬を残していくカメラマンになりたいです。

 

さぬきち: 密着カメラマンっていうと、テレビとかだと『情熱大陸』などのドキュメンタリー番組をイメージしますが、それを写真で残していくドキュメンタリーカメラマンっていうイメージですか?

 

ゆっしー:そんなに大それた感じじゃなくて、それこそ日常、普段の姿の中にある特別を残していきたいなって思ってるんです。「今」を楽しんでほしくて、写真はこちらに任せてもらって存分に楽しむことに集中してもらいたいです。

 

さぬきち: ゆっしーがそこにいるのを忘れてもらって構わないみたいな感じですかね。僕もカメラの写真撮影って、カメラを意識してしまって緊張してしまうんですけど。そういう雰囲気ではなく、撮影されてることを忘れてしまうくらいにいつも通り、ありのままいてくれたら、それを私が撮るよって言うイメージなんですね。そういう密着した活動をしていきたいんですね。

 

カメラマンとしての意気込み

さぬきち: 最後に、カメラマンとしての意気込みは何かありますか?

 

ゆっしー:やっぱりどうしても忙しくなってきたりとか、日々の生活の中で忘れてしまいそうになっちゃうと思うんですけど、自分が一番楽しんでわくわくいきいきと過ごしていくことで、周りの人にも自然と喜びが伝わっていくカメラマンになりたいとずっと心に思っています。それかつKOKAIフォトを取り入れながら、お客さんとは本当にありのままつながっていきたいなって思っています。「お客さん」としての位置付けじゃなくて、本当に大切な仲間っていう感じで、そのときだけじゃなくてその人とのヒストリーを一緒に歩んでいきたいなって思ってます。

 

さぬきち: なるほど、今日はありがとうございました!

 

ゆっしー:ありがとうございました!

 

 

インタビュアー:さぬきち

カメラマン:ゆっしー

ブログ作成:のりにぃ

 

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