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自己紹介
さぬきち:本日は手帳學本講座受講生のみーちゃんにインタビューしていこうと思います。みーちゃんよろしくお願いします。
みーちゃん:よろしくお願いします。
さぬきち:まずはみーちゃんの簡単な自己紹介、お名前、ニックネーム、お住まいを教えていただいていいですか。
みーちゃん:はい。中山みどりです。ニックネームはみーちゃんです。住まいは横浜市に住んでいます。
20数年続けてきた介護の仕事
さぬきち:みーちゃんはお仕事はどんなことをされているんですか?
みーちゃん:仕事は介護福祉士の資格を持っているので、今は老人保健施設で老人介護の仕事をしています。
さぬきち:その介護のお仕事って結構長くされてるんですか?
みーちゃん:そうですね、通算すると介護の仕事自体は20数年してます。
さぬきち:そもそも仕事を始めるきっかけって、どんなことがあったんですか?
みーちゃん:きっかけは、バブルが弾けたときにそれまで契約社員で働いていた会社をリストラされてしまったんです。そのときにどうしようかなと思って、ハローワークに行ったらヘルパーの資格が取れる講座に雇用保険を貰いながら行けるっていう話を聞いて、そこで半年間通って、そこでヘルパーの資格を取りました。そこから老人ホームに就職して今に至ります。
さぬきち:実際に今のお仕事をやってみて、どうでしたか?
みーちゃん:最初の10年ぐらいは本当に無我夢中だったので、新しいことをするっていう自覚もあったし、分からない世界に飛び込むっていう自覚もあったので、とにかく頑張ってやっていました。そうしたらお年寄りにも同僚にも感謝されたり、頼りにされたりして、すごく楽しく仕事ができていました。
さぬきち:すごいですね。僕は結構ころころ仕事が変わっていたので、10年間も無我夢中で一生懸命やっていたっていうのがすごいなって思います。
みーちゃん:それまでは、いろいろ仕事をしていて、なかなかその仕事に出会うまでは何をしたいかって分からなかったです。出会ってからもいろいろ紆余曲折あって、迷ったりもしていました。
人の心の動きに興味があって、心理学やカウンセリングを学んだ
さぬきち:なるほど。そんなみーちゃんが今、興味あることとか好きなこととかあれば教えていただければと思うのですが。
みーちゃん:介護の仕事の中でもそうだったんですけど、今すごく興味を持っているのは人の心の動きですね。特に認知症の方と接することが多いので、その方が上手く自分の気持ちを言葉にできなかったりするので、それを私たちが代弁をして、こんなふうに思ってるんじゃないかなってケアをしていくんですけど、それをいろいろやってる中で、「こんなときに人は笑顔になるんだな、こんなことで怒ってるんだな」とか、その人間の心の動きみたいなのにすごく興味があって、そこからお話を聞いたりすることが、楽しい…っていうと語弊があるんですけど、楽しいです(笑)
さぬきち:人の心の動きって言葉を聞くと心理学とかぱっと思い浮ぶんですけど、例えばそういったことを勉強されていたんですか?
みーちゃん:そうですね、心理学の詳しいところまではやってないんですけど、心屋仁之助さんがやっていたbeトレっていうのに入ったりとか、毎月心の稽古みたいに、心理学の基礎みたいな感じをやったりとか。その流れから、心屋流のカウンセリングを学んでみたりとかしてます。
さぬきち:なるほど。そういう学びを通して、仕事の中で利用者さんの気持ちを考えられたりしてるんですね。分かりました。
「手帳の使い方を学べば人生が変わるかも」と思って参加した体験講座
さぬきち:そんなみーちゃんが手帳學に出会ったきっかけってどんな感じだったんですか?どれぐらい前に出会ったとか教えていただきたいのですが。
みーちゃん:時期は1年ぐらい前、去年の正月過ぎたくらいですかね。Facebookに広告が来たんですけど、何回も手帳學っていうのが出て来てて、すごい気になってて。メールを登録したのかな。それを見て行く中でちょうど「私は何していきたいんだろう」ってちょうど悩んでいた時期だったんですよね。それもあって、いろいろカウンセリングを学んだり、カラーセラピーを学んでみたりして、自分がどんなふうに生きて行きたいのかなってときに、ちょうど手帳學の『最高に自分らしく輝く』っていうコピーが目に入ったんですよね。「手帳を使うってどういうこと?」って思いました。手帳もよく使えなくて、意気込んで年の初めに買うのはいいんですけど、大体最後まで使った試しがなくて。「そうか、手帳の使い方が分からなかったからなのかな?」って思って、体験講座に申し込んだのがきっかけです。
さぬきち:初めは手帳の講座かなって思ったんですね。
みーちゃん:はい、手帳の使い方を教えてくれるのかなって思って行きました。
さぬきち:そう思って参加してみてどうでしたか?
みーちゃん:実際は手帳の使い方のことじゃなくて、成幸の木とか、富士山の話をともくんから聞きました。話を聞いて「そうだな」って思いました。私も仕事をころころ変えたりしていたので、富士山の話を聞いたときに親近感が湧いて「私も!わかるわかる」ってなって。「私、これで変われそう」っていうきっかけを感じました。
人に合わせて生きて来て、自分は何がしたいのかモヤモヤする日々
さぬきち:ちなみに、体験講座に来る前ってどんな状況でしたか?
みーちゃん:結構人に流されることが多くて、あんまり自分の意見が言えなかったんです。4、5年前かな。一旦介護の仕事から離れようと思っていたときに、新しい施設の立ち上げに誘ってもらったんですよ。でも、その仕事はワクワクすることではなかったんですよ。でも人が言ってくれたんだし、私にできると思ったから誘ってくれたんだろうと思ってやってみたら、全くワクワクしなくて、やりたくないことばかりをやらないといけなくて。書類を作ったりとか、私はそういうのがすごく苦手だったんですよ。でも、できるものだと思ってて。やれるから声かけてくれたんだろうなって思ってて。でもやっぱり、やってもやっても褒めてもらえないんです。苦手だし、新しいことを作り上げるから、私が付け焼き刃で付けてきた知識とかを貼り付けて作ったとしても、全然求められるものができなくて。最終的には自分がどうしたいのかってことを仕事の中で聞かれるようになってきて。「自分がどうしたいかって、何…?」って思ってたので、その頃からすごくモヤモヤしてたんですよ。仕事に対してもそうですし、そもそも人生で私が何したいんだろうって思いました。「私が今まで人に合わせて生きてきたことって、間違ってたの?」ってモヤモヤして、体調も崩しちゃって病気になっちゃったりして、メンタル的にもやられてしまっていたんです。それで、その前の職場に部署替えみたいな感じにしてもらって、老人介護じゃなくて障がい者のほうに行ってみたんですけど、そこでもますます分からなくなって。
さぬきち:だんだん深みにはまってしまったという感じですか。
みーちゃん:そうですね。もっとやりたくないことだったんですよ。介護の仕事を始めるときに、老人介護か障がい者かを選ぶ瞬間があって、「私は障がい者のほうではないな、絶対老人介護のほうが向いてるな」って直感で決めたのをそのときに思い出したんですよ。障がい者の方は身体障害ではなくて、軽い知的の障害を持っている方なんですけど、その中ですごく老人介護との違いで難しさを感じてしまって。認知症の方とか、今まで私が経験してきたお年寄りの方との会話が全く歯車がかみ合ってない感じがして。私が何を言っても通じてない気がするし、手ごたえを感じないしっていう感じで、悶々としていて、でも仕事は辞められないし、どうしようっていう時期でした。
『まず自分が満たされないと相手を満たせない』という知識を体感した
さぬきち:そんな状態から本講座に進まれたと思うんですけど、受けてみてどうでしたか?
みーちゃん:受けて行く中で、自分は本当に自己愛が足りてないんだなってことに気づきました。そもそも自分を愛するっていうことをしてこなかったなっていう気づきが一番大きかったです。ちょっとうっすら気づき始めてはいたんですけど。心屋流のカウンセリングを勉強する中で、まず自分を満たさないと、人に笑顔になってもらったり、人の助けになるなんてことはできないし、そもそも自分がそういう気にもなれないんです。それを体験できたたきっかけになりました。
自分の内面や感情に集中できるようになり、周りが気にならなくなった
さぬきち:そこに気づいたところから、今まで何か変化はありましたか?
みーちゃん:そうですね、一歩ずつですけど自分に集中できる時間が増えて、自分の内面とか感情に敏感になる時間が増えたので、周りのことが気にならなくなりました。人の顔色とか場の空気を読んで、「私はどんな発言をしたらいいんだろう」ってことばかり考えてたので、人に会ったり仕事に行くとどっと疲れちゃったんです。いつも、エネルギーを使い果たしてしまって大変でした。でも、それがなくなってるなってことに気づいたんです。自分の内面を考えるようになったら、自分が心地良くいることや「自分は今イラっとしてるんだ」ということを感じられるようになったり、人と会ってる時間も短く感じるようになりました。あとは、何より人と会ってて疲れなくなって、人と会うのって楽しいんだって思いましたし、だんだんと自分の言いたいことも言えるようになってきました。でも、手帳學を受講する前は、断ったら嫌われちゃうかもしれないし、この人誘っても来ないなって思われるのが嫌だから、飲み会も誘われれば断らないし、本当に時間を無理矢理使って自分の時間を削って、いろんなところに顔出ししてたんですよ。でも、それでどんどん自己愛が下がってたんですね。自分がやりたいのにできないことばっかり増えて行っちゃうし、自分は疲れちゃって人に優しくなんてできないし、人の話も聞けないし、やりたいことと逆方向に行っちゃってるし、みたいな状態でしたね。あれから気づいたら1年も経ってましたね。
話を聞くことで、悩んでいる人が一歩踏み出すきっかけになりたい
さぬきち:これから、みーちゃんが言われてるご自身の将来のビジョンとか理想の姿とかがあったら教えていただきたいです。
みーちゃん:まだ明確ではないんですけど、本講座を受けて行く中で、自分がこうやって生きて行けたらいいなっていうのが見えて来ています。人に寄り添ってあげて話を聞いて、悩んでたりとか困っていることがあれば、その話を聞いてあげることで、その人が何かに気づいて前に進むきっかけになりたいですね。
さぬきち:それに向けて、今されていることはありますか?
みーちゃん:なかなか実戦まで一歩が出てないんですけど、カラーセラピーを学んで資格を取ったので、ちょっとずつ友だちや知り合いの人に声をかけてカラーセラピーをする中で、人の話を聞くことを意識しています。あとはお仕事の中で利用者さんの話を聞く時間を意識的に取るようにしています。
さぬきち:そういったところに意識を向けていると、なりたい自分にどんどん近づいていけそうですね。
みーちゃん:手帳學で自分の目標やありたい姿を言語化するのは大事だということを学んだので、日々の仕事の中でも、それを意識して動けているなって思います。
『否定しない』コミュニティで、良い意味の開き直りを身に付けた
さぬきち:みーちゃんが手帳學を受けて、どんなところが良かったと思いますか?
みーちゃん:全く否定されない環境って初めてなんです。大体世の中って否定されることから始まったりしますし、新しい仕事を立ち上げるっていうことは、最近私の中で起こった試練ですけど、本当に毎日毎日自分の意見を否定されるのでしんどかったです。そうなると自分の存在を否定されるような感覚に陥って、もう自分が大嫌いだったんです。でも手帳學を受講して『否定しない』というに環境に入ってみたら、本当に最初はいたたまれないような感じで、否定されないだけではなくて褒めてもくれるし、私の良いところをどんどん言ってくれるので、なんかこそばゆいような感じがしました。全然慣れてなくて「いえいえ、そんなことなくて…」って言ってしまう謙遜の塊でしたね。それでも、だんだんそれも受けいれられるようになって行くと、自分の良いところも見えるようになって、人の良いところも見えるようになりました。以前「どうせ私はこんな人だから」って言っていたことがあったんですけど、それは「どうせこんなだから変われるわけないんです」っていう意味合いでした。でも、今はいい意味で開き直って「私、こんなのですけど、こういういい面もあるし」って言えるようになったのがすごく良いところです。
さぬきち:「どうせ~だし」っていうのとは全然違いますよね。
みーちゃん:その見方を教わったのも、手帳學に入って良かったと思います。
さぬきち:その『否定されない』っていう環境がすごく良かったんですね。確かにそういうコミュニティって他にないですよね。
みーちゃん:ないですね。もし手帳學が否定されるようなコミュニティだったとしたら、多分私は変わってなかったですね。きっと、また人の顔色を見て「ここに馴染むにはどうやって発言したらいいだろう?」って考える自分のままだったと思います。この1年間で気づいたら変わってましたね。1年前の悩んでいた自分に「大丈夫だよ」って言ってあげたいですね。手帳學を選んだんだったら、そのままその環境にどっぷり漬かって、周りを信じて、自分を信じて行けば大丈夫だよって言いたいです。
手帳學に出会わなければ、夢や希望にも気づけなかった
さぬきち:もし、みーちゃんが手帳學と出会ってなかったらどうでしたか?
みーちゃん:出会ってなかったら、多分、まだまだ自分が好きじゃなかったと思います。仕事も老人介護の仕事にも就いてなかったと思いますし、新たな可能性にも気づけてなかっただろうし、自分の本心や自分が心の中に抱いていた小さな夢や希望みたいなものにも気づかないまま過ごしていたんじゃないかなと思います。手帳學に出会って良かったです。
さぬきち:最後に、手帳學を受講しようと迷ってる人に何かみーちゃんからアドバイスがあればいただきたいと思うのですが。
みーちゃん:私、結構目標を決めたりとか得意じゃないし、感覚で決めちゃうところがあるんです。実際文章にしたりとか文字にするってことをしてこなかったんですけど、手帳學を受講すると、そういう自分の想いを言語化したりとか、感情をそのまま出したりする練習をするので、やってみて損はないかなと思います。確かに料金的な面とか迷う要素はいっぱいあるんですけど、合わなかったら辞めればいいかなって思って私は入ったので、私みたいに計画性が無かったりちゃらんぽらんでも、周りに乗せられて良い環境で良い影響を受けたし、いろんな人がいるので、否定されない環境に勇気を出して飛び込んでみるのもいいと思います。滅多にないコミュニティですし、実際に体感するって大事だと思うので。
さぬきち:迷ってる人は一度入ってみて、どんなものか体感してみてもいいのかなっていうところですね。分かりました、みーちゃん、今日はありがとうございました!
みーちゃん:ありがとうございました!
みーちゃんが「滅多にないコミュニティ」と絶賛する
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インタビュアー:さぬきち
カメラマン:ゆっしー
ブログ作成:のりにぃ
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