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『これなら変われるかも』と思い、手帳學に参加
さぬきち:今日は手帳學受講生のなべさんにインタビューさせていただこうと思います。なべさん、よろしくお願いします。
なべさん:よろしくお願いします。
さぬきち:では、まずは簡単な自己紹介ですね。お名前とニックネームとお仕事をお住まいを教えていただいてよろしいですか?
なべさん:なべと申します。今は千葉県に住んでいます。仕事は大学の教員をしていまして、看護学部で主に実習担当をしています。
さぬきち:大学の先生なのですね。早速なのですが、なべさんが手帳學を出会ったきっかけってどんな感じでしたか?
なべさん:Facebookの広告を見て、体験講座に申し込んだことがきっかけでした。
さぬきち:その広告を見たときに感じたことや、どんなところに興味を持ったんですか?
なべさん:そのときの私のブームが手帳だったんです。大学院に在籍していたんですけど、「変わりたい」とか、自分の芯を持って論文を書いて行きたいと考えていました。あとは進路に迷っていた時期で、未来が真っ黒だなと思っていたんです。そんなときに「これなら変われるかも」って思って参加しました。
最初はピンと来なかったけど、面談で泣いてしまった…!
さぬきち:なるほど、それで体験講座に参加されたんですね。講座を受けたときに感じたことは覚えていますか?
なべさん:体験講座自体は「あぁすごいな」くらいの印象でしたね。ともくんが講師でご自身の人生を語ってくれたんですけど、よく分からなかったっていうのが本音でした。そのあとに個人面談があるということで、ちょっとこの人と1対1で話したいと思って、申し込みました。そこで、話をしていたらぼろぼろ泣いてしまったんです。
さぬきち:そんなに深い話になったんですか?
なべさん:「自分のことは好きなの?」って聞かれて「嫌いですね」って答えてました。体験講座でも聴いていた愛についても話しました。講座のときはあまり響かなかったし、全部は私には必要ないのかもしれないなって思ったんですけど、「愛・志命編だけでも受けたらなべは変われると思うし、根っこの部分は合うかもしれないよ」って言ってくれて、じゃあそれなら受けてみようかなって思ったのがきっかけでした。
自分のことが好きになれたら、彼氏にも「好き」と言えるようになった
さぬきち:そこから本講座に進まれて、実際に受けてみて感じたことはありましたか?
なべさん:本講座はかなり変化があったなと思います。愛・志命編で感情をぶつけ合うワークってありますよね。最初は男性と組んでいたんですが、なかなか自分が出せなくて辛くて苦戦しました。次に私と同じくらいの小柄な女性と組んだ時に相手が私自身に見えてしまって、それで感情が出せたんです。そして本音を出してみたら「自分のことは嫌いだけど、本当は好きになりたい」っていう気持ちに気付けましたね。看護師時代に許せなかったトラウマを許せたっていうのは、愛編の成果だったとは思います。
さぬきち:トラウマって取ろうと思って取れるものでもないですよね。
なべさん:トゲが取れた感じですね。その間に彼氏が出来ていまして。「好き」って言ったことなかったんです。他人に好きっていう機会が無かったし、伝えることにすごく抵抗があったんです。でも、自分のことが好きってことが認められたら、彼氏にも言えるようになったんです。ともくんにも「何で言わないの?言えばいいのに~」って言われたんですけど、彼氏も彼氏であまり言わなかったから、それが不満みたいなことを言ってたら「なべが言ったら多分言ってくれるし、それが普通になるよ」と言ってくれました。私が言えるようになってからは、回数は少なくなったけど、お互いに伝えられるようになりましたね。
さぬきち:感情を出しやすくなったって感じなんですかね?
なべさん:元々私は感情は出しやすいほうなんです。英語の講座のときに「外国人には、こうすると嬉しい、悲しい、悔しいっていう自分の感情を言うといいよ」って言われたんです。それは日本でも同じだなと思って、伝えるようにはしていました。私は元々笑うほうだし、感情は出しやすいんですけど、自分の言葉で「好き」はあまり言わないんですよ。友だちにも言わないし、スキンシップも好きじゃなかったし。でも、ちゃんと自分のことを好きって思えるように少しなってきたら、他人にも好意を示せるという感じですね。「嫌い」は言うけど(笑)そんな感じが私は大きかったかなと思います。
志命編は愛編とメンバーが違ってしまったため、少し戸惑いがあった
さぬきち:志命編は特に感じたことはありますか?
なべさん:志命って最初ちょっと大げさな感じがしてたんですよ。私は違うタイミングで受講したので、愛編の方たちとの受講じゃなかったんです。そこに私がひょいと入ったので、そこでちょっと関係性を作るのが難しかったとは思いました。でも、皆さん良い方たちだったし、私としては期が違う方たちとご一緒できるのは嬉しかったんですけど、愛編でぶつかり合った人たちとはちょっと違ったかなと感じました。「この人はどんな人かな?」から始まってしまうから、最初はちょっと戸惑ってしまいました。
さぬきち:そうですよね。本音を出して行くわけですからね。
志命はいつも携帯に入れて持ち歩いている
さぬきち:なべさんは手帳學に触れてどれくらいになりますか?
なべさん:今でちょうど2年かな。私の志命は『自分で自分を愛すること』なんですよね。そこに還ってくるんだと思いました。私は写真を撮ることも撮られることもないんですけど、もうちょっと足閉じれば良かったなとか、コメントはこういう感じで良かったかなとか、やっぱり自分で自分をすごく評価しているんだなと思っているので、またこの志命を思い出しました。
さぬきち:今志命を見てみて、改めてその言葉をどう思いますか?
なべさん:そうですね。最近は自分のことをいたわっていないというか、愛せてなかったなと思います。いつも携帯のところに入れてるんですけど。封筒に入れているので久々に見ましたね。
どれを言ってもしっくり来ないなって思ってたんですけどね。今は改めて見ても違和感はないですね。
私は今までも、そしてこれからも確実に目標を叶えていく!
さぬきち:この2年間の間で手帳學に触れたことによる自分に感じた変化って何かありましたか?
なべさん:志命編で将来の目標を書きますけど、私は確実にそれを叶えていくと思います。この2年間の間に、ちょっと遠回りしましたけど大学の教員になるっていう夢を叶えたりとか、結婚もすることになりました。私、書いた目標を結構叶えて行ってるんじゃないかなと思います。
さぬきち:おお、おめでとうございます!じゃあ着実に進んで行ってるんですね。
なべさん:ありがとうございます。そうですね。むしろ叶えちゃったからこそ、この先どうしようかなとは思いますけどね。大学の教授になることが一番の夢だったんですけど、そのステップは踏んだので、ここからは私はどういったステップを踏むんだろうと思った時に「行けるのかな」という不安みたいなものが湧き上がってくるので、また別のモヤモヤというか不安が出てきました。
さぬきち:夢を達成したからこその悩みが出てくるってことでしょうか?「好き」って伝えるっていうのも1個のステップでしたけど、それをやったときに見えた景色と、また別のモヤモヤと同じ感じですかね。叶えて行っているというのが素直にすごいなと思ったのと、やっぱり登って行くとさらに不安が出てくるんだなということは聞いていて感じましたね。
少し離れていても、すぐに戻れるコミュニティ
さぬきち:手帳學のコミュニティに関して感じることってありますか?
なべさん:いつ参加しても大丈夫なんだなと思っています。私、手帳學の本講座の直後とかしか飲み会に行けなかったんです。あまり時間がなくてZoomも全然出れてないんですけど、ちょっと行っても『否定しない』っていうルールがあるじゃないですか。急に入って何か言ったとしても、否定されないという場だったら、新規の人も入りやすいのかなと思ったりします。
さぬきち:『否定しない』というのが心理的な壁を無くしてくれますよね。
なべさん:今度ともくんのコミュニケーションの講座を受講したいなと思っています。いろいろなバックグラウンドの人がいるので、面白そうだなと思います。看護の世界って狭いので、いろんな人の人生にすごく興味があるんです。意見を聞いていると「こういう人ってどういう意見を持ってるのかな」と感じて面白いですね。
さぬきち:受講者の年齢も職種も様々ですし、少し離れていても、すぐに戻れるようなコミュニティってことですね。
なべさん:離れていても「糸でつながっている」というような感じですね。
医療型療養病床を教科書に載せたい!
さぬきち:なるほど、ありがとうございます。なべさんがこれからやって行きたいことや、将来の夢はあったりしますか?お仕事でもプライベートでも大丈夫です。
なべさん:看護系の研究テーマが『医療型療養病床』と言って、大学病とかの方が退院して来て、自宅に帰れないような患者さんを受け入れているところなんですけど、そこあまり研究が成されていないんです。すごく激務だし、大学病院の3分の1で元々看護師の人数が少ないんですよね。、私はそこで1年だけしか働いていないんですけど、そこの看護を研究して教科書に載せたいなと思っています。
さぬきち:今は教科書には載ってないんですか?
なべさん:そうです。国も本当は無くしたいところなんです。でも、どうしても家に帰れない人たちのためのセーフティネットとしての病院だと私は思っているので、そこの看護を盛り上げて行きたいです。その独自の看護を研究して、教科書に載せるレベルまで行きたいなって思っています。
さぬきち:すごいですね。結構想いが乗っている感じですね。いいですね、やりたいことがあるのって。そこに載せて行くために、自分もこれから教授になっていくってことなんですね。
なべさん:自分の研究テーマを教科書に載せたいってことなんですけどね。自分の職位を上げて、自分の業績とかも見せて、職位上げて言わないとやっぱり説得力も無いですしね。研究とかで根拠を出さないと言えないので、そこに見合った研究をして、職位を上げて行きたいなと思っています。
さぬきち:なるほど、良い夢ですね。家に帰れない人のことをもっと教科書に載せて、もっと知ってもらうってことですね。
なべさん:まず知ってもらうことから始めます。
さぬきち:いいですね、ありがとうございます。それでは今日は手帳學受講生のなべさんにインタビューさせていただきました。ありがとうございました。
なべさん:ありがとうございました!
インタビュアー:さぬきち
カメラマン:ゆっしー
ブログ作成:のりにぃ
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