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自分の時間を確保するために、コールセンターに勤務
さぬきち:今日は手帳學受講生の周明さんにインタビューさせていただきたいと思います。周明さん、よろしくお願いします。
周明さん:よろしくお願いします。
さぬきち:周明さんの、お名前とニックネームとお住まいを教えていただいて良いですか?
周明さん:本名は和田周明(かねあき)と申します。読みにくいので、そのままの読み方で(ニックネーム)は「周明(しゅうめい)」としてます。住まいは大阪府の堺市です。
さぬきち:周明さんの今のお仕事は、どんなことをされているのですか?
周明さん:今は、家電メーカーのコールセンターで使い方の相談とか、故障・修理のカウンセリングみたいなことをしています。
さぬきち:そういうセンターでは発信・受信などがあると思うのですが、どちらかというとかかって来たお電話に対しての使い方の説明などをされているのですか?
周明さん:そうですね、受信になりますね。
さぬきち:今まで、お仕事ってずっとコールセンターをされていた訳ではないんですか?
周明さん:そういう訳ではなく、社会人になってから地方銀行に8年半勤めまして、そのあとは印刷会社に20年ほどいて、そのあとは人生の後半に差し掛かったので、何かちょっと冒険してみたいというか、これまでの人生の延長線上では嫌だと思って、辞めちゃって。結局印刷会社で働いていたときが、休日出勤とか、深夜まで仕事をやっていて終電を逃したりとか…今は仕事の内容も変わってるでしょうけども、そういうのが多くて。結局自分の時間がなくて、自分の時間を確保できる仕事にしたいということが頭にあって、何にしようかと考えていました。もう年齢もある程度いっているので、仕事も限られてきますよね。そんな中で悩んでいたら、インターネットでいろいろ有名になっている方のお話を何人か聞いていたら「昔はコールセンターに勤めてました、そこから副業も始めました」とよく耳にしたので、「それだったら行けるかな?時間もそんなに束縛されないし」と思ったんです。他の業界にもちょっと興味が出てきたので、いろいろ調べているとたまたまコールセンターの求人があったので、何件か応募して二社と条件が合ったんです。時間の意味では確保できたので、その点は良かったです。
さぬきち:結果的に時間的には余裕ができたんですか?
周明さん:以前と比べれば、ある程度スケジュールも組みやすいですね。かと言って自分がやりがいを持ってやっている仕事かというと、そうではないですね。時間の面ではある意味理想は叶ってるけど、やりがいについてはまだ模索中です。
さぬきち:仕事ってなかなか、やりがいはあるけど時間がなかったり、時間はあるけどやりがいはなかったりしがちなので、どちらかが確保できていたらまだ良いですよね。どっちもないという人もいると思うので。周明さんは手帳學のコミュニティでも出席率がほぼ100%じゃないかってくらい参加されていますけど、それも今の職場で時間が取れるようになったからなんですかね。
会場が『手帳學』のイメージと全然違ってびっくり!
さぬきち:周明さんの手帳學との出会いのきっかけは、どんな感じだったんですか?
周明さん:転職して1年くらいは最初の勤めた今の会社に慣れないといけないのでそっちに専念していて…それで1年くらい経ったときに、でも今後の人生を動かして行きたいといろいろネットサーフィンしていたんですが、たまたま目に留まったのが手帳學でした。皆さん受講のきっかけは同じかもしれないんですけど、「手帳の使い方によって新たな発見があるのかな?」と思って、検索したのがきっかけですね。
さぬきち:その後、体験講座を受けられたんですね。実際に思っていたのと比べてどうでしたか?
周明さん:どこか会場があって受付の人がおられて…って思っていたんですけど、実際送られてきた住所に行ってみると普通のマンションの一室だったので、場所的にイメージが「あれれ?全然イメージと違うや」って思いました。でも一応お話は聞きました。名前も『手帳學』なので変なものではないだろうし、講師の方も怪しそうな人ではないし。でも『会場がマンションの一室』っていうのはちょっと印象に残りました。最初は「ちょっと考えさせてください」って言ったんですけど、いろいろ悩んでいても仕方がないので、とりあえず「えいや!」で入門して、できなかったら「ごめんなさい」でいいかなと思って、入りました。先程もお伝えしたように、仕事を辞めて新しい職場に変わって、人生の後半を新しい展開にして行きたいと思っていたので、もしかしたら何かのきっかけになるかなという感覚でした。
手帳學の参加者はまるで同級生のよう
さぬきち:実際に手帳學の講座を受けてみて、何か印象的なことなどはありましたか?
周明さん:以前の職場の人とも全然連絡も取らなくなりましたし、手帳學に入ってなかったら、人との付き合いがすごく限られた人としか関わらなくなっていたなと思います。僕は50半ばなんですが、手帳學のコミュニティに参加させていただいたら、いわゆる会社みたいな上下関係もなく、自分の娘であってもいいような歳の女性がいたり…そんな上下関係ないコミュニティって良いなと思いました。
さぬきち:確かに手帳學のコミュニティって、そういったところですごいですよね。温かいというか。そこが周明さんが手帳學に入っていて魅力として感じる部分なんですかね。
周明さん:そこはありますね。年齢・男女とか関係なく、あたかも同級生かのような感覚でいられるのはいいなと思います。
『続けられないなら、環境を作ればいい』と思ってした投稿が広がって行った
さぬきち:周明さんは手帳學のコミュニティにもよく参加されていますよね。そういえば、『DSSを毎日やりましょう』というDSSマラソンは、周明さんが考案されたとお聞きしました。
周明さん:僕が元々DSSをやってはやめ、やってはやめを繰り返していて…「ああ、自分ってヘタレなんやな」と思っていました。やり続けると人生が変わってくるっていうけど、なかなか一人では続かないんです。だから、最初はLINEで手帳學の仲間と連絡を取って、その日の雑談をして気分を盛り上げてから「さあ、みんなでDSSスタート!」ってやってたんですけど、結局それも雑談のほうで盛り上がってしまって、「もうこんな時間!寝なきゃ!」ってなってしまったりして、そのアイディアも上手く行きませんでした。それからしばらくDSSはやっていなかったんですけど、たまたまある人の動画をYouTubeで観ていたら、その方がYouTubeをこれからやっていこうとしていたんだけど、ずっとやり続けられる自信がないので、自分で自分に負荷をかけるために「YouTubeマラソンやるぞ!みんなが見ているんだから、もうこれはやらなければならない!」ってみんなに宣言をしていたんです。そうやって自分を追い込んでいたのを思い出して、「そうか、続けられる環境を作ればいいんだ」と思ったんです。そこにたまたま僕がFacebookに「DSSは一人ではできないけど、誰か周りの人が毎日やってくれたらそこに参加すれば、楽しみながらできるんじゃない?」という感じで投稿したんですけど、マルヨちゃんがその投稿をたまたま拾って、だいちゃんに伝えてくれたんです。僕が考案者と思われがちですけど、実際DSSマラソンが形になったのは、マルヨちゃんとだいちゃんのおかげなんです。
さぬきち:なるほど。でも今はもう1か月ちょっとぐらいでしょうか?DSSマラソンは参加してみて、一人でやるよりもやはり続けられてるなと思いますか?
周明さん:その意味でいうと、参加しさえすれば自動的にできますね。
参加するだけで、自然と様々な学びが得られる!
さぬきち:その環境を作れたっていうのは、素晴らしいですね。
周明さん:みんなの顔も見ながら自分の発想のない意見が出てきたりすることもありますし、そこからまた新たな発見をしたりもします。司会者とかサポーターとかやろうかって話になっていて、僕、最初はZoomの使い方が全く分からなかったんですけど、主催をするとリンクの作成とかも自然と覚えてしまいます。最近ではサポーターになったときのブレイクアウトルームの作成方法までも自然と学んでしまいました。当初予想もしなかった展開にもなってきたので、今後も続けて行くと、今現時点では思いもしなかった新たなイベントに発展したりとか、「ああ、こんなことも学べるようになるんだ」という新たな発見も出てくるかもしれないので、ちょっと楽しみでもあります。
さぬきち:僕もあまり参加できていないんですけど、参加できるときは参加させていただきますね。僕もなかなか一人だと書けなかったり、書く時間を取れなかったりもするので、そこに行けば参加できるし、みんなと話せる場を作っていただいたっていう意味では周明さん、すごいなと思います。
周明さん:たまたまの投稿が、良いように広がってくれましたね。一人では三日坊主になりがちという人が多いと思うので、継続したいものはこういう環境を用意するというのが、一番有効的だなとは思います。
手帳學のコミュニティならではの『手帳學大学』をイメージしている
さぬきち:手帳學は仲間と繋がる環境があるのがいいなと僕も思っています。
周明さん:先ほども言いましたが、手帳學には男女・年齢・職業などがいろんな人が集まってきていますよね。例えばコロナで家にいると、食事を前にすると空腹感が優先されて頭では分かっているけども、欲望のままに食べてしまったりするので、あとから罪悪感でがっかりするんです。食事だけに限らず、何か悩みごとがあるときには、手帳學にはいろんな職種の方がおられるからこそ、「それなら彼・彼女に相談してみようかな?」なんてことが気軽にできるのがいいなと思います。
さぬきち:きっと、受講生の皆さんが『自分らしく輝いている』からですね。
周明さん:そういった意味でDSSマラソンの今後の流れで僕がイメージしているのは、『手帳學大学』のように、いろんな職種の人達が講師レベルになったら、手帳學が本体になってそれぞれが自分の得意な分野の講師になれば、そこから新たな展開もあるんじゃないかと思っています。
さぬきち:手帳學を受講することによって、個人がやりたいことも自然と出て来て、自分が輝ける分野を担当できたら、面白そうですよね!
周明さん:今の時代は、自分一人で起業している方もいらっしゃいますよね。代表のしげちゃんも言っていたけれども、これからは『つながりの時代』だと思います。個人で起業するよりも、手帳學という母体があって繋がってやっているほうが、いろんなところでメリットがありますよね。お互い困ったら助け合えるし、「その悩みだったらあの人に聞けばいいよ」と、いろんなところに繋げられますしね。あくまでも僕の勝手なイメージですけどね。
『おっさんず5』を結成し、DSSマラソンからいろんなワクワクする流れに派生!
さぬきち:コミュニティの中で、『おっさんず5(ファイブ)』っていう男性5人もいますよね。それについてはどうですか?
周明さん:DSSマラソンの中で僕みたいな50代の男性が集まっていたので、その中年オヤジの集まりを『おっさんず5』と名付けてたんです。年代的にもお酒飲むのが好きな年代ですしね。DSSマラソンに参加したときになおみんがいたんですが、そのとき誰かが『スナックなおみ』って言い出して、「Zoomで飲み会しちゃおう!」って話になったんです。そうやって継続して行くとDSSマラソンが自然と飲み会になったり、そこからまた派生して、のぶちゃんの大人のクラブのようになったりとか。「スナックなおみと大人のクラブの合同開催もやろう」なんて話も出てます。自然といろんな展開になって行くので、そういう意味でワクワクしますね。
手帳學受講後、道端の花に気づくようになった
さぬきち:周明さんは手帳學に関わって、ご自身で「変化したな」と思うところはありますか?
周明さん:変化という意味では、今まであまり自分を見つめ直すということがなかったので、流されるままに生きてきたということに気づきましたね。やっぱり今もまだはっきりはしてないんですけど、「志命とは何ぞや?」ということを考えるようになったりとか、今までと考え方や物の見方も変わってきました。『コインの裏返し』を学んで、同じ出来事であっても角度を変えてみることで幸せにも不幸にもなるという視野を知って、物の見方も広くなったので、心が豊かになったかなと思っています。最近、朝に散歩をするようになりましたが、今まで何気なく歩いていた道なのに、「これは見たことない花だな」と、道端の花が目に入るようになったんですよ。今までも見ていたけど意識がいっていなかったから気づかなかったんですね。今日も二度見して、「こんな花があるんや」と思いました。
さぬきち:本当に視点が変わって、見るところが変わったと感じるところなんですね。
「仕事をしている」という感覚ではなく、楽しみながらできる仕事を複数持ちたい
さぬきち:これからのご自身の将来のイメージや、理想の姿とかやって行きたいことなどはありますか?
周明さん:まだ具体化はしていないんだけど、いくつかの仕事を感覚として「仕事をしている」という意識ではなくやっているのが理想かな。例えば、こういった楽しい対談が仕事になって金銭がいただける…というような感覚のお仕事が複数あって、自分としては普通に生活しているだけなんだけど、自然と収入も付いて来て楽しく過ごせるという。『一つのことを極める』っていう人生もありますけど、僕は向かないかなと思っているので。もし一つのことをやっていくにしても、手帳學には年齢・男女・職業問わずいろんな方がいるので、悩みごとを相談しやすいかなと思います。
さぬきち:一つのことだけじゃなくて、行く場所行く場所必要とされて、それが収入にもなったらいいですよね。1つのことを集中していきたいタイプと、いろんなことをやっていきたいタイプがありますし。
自分で自分に発破をかけて、志命に生きて行きたい
さぬきち:周明さんのこれからの自分への一言で終われたらなと思います。
周明さん:ここはウケを狙うべきか…?(笑)今まで自分の志命はぼやっとしていて、そのまま放置してた部分もありますが、意識して自分を見つめ直そうと思います。自分の理想とする世界や志命がもっと具体的になるように、自分自身に「周明、頑張れよ!やらないと後悔するよ、もう人生後半やで!!」と言ってやりたいです。
さぬきち:今日は手帳學受講生の周明さんにインタビューさせていただきました。周明さん、ありがとうございました。
周明さん:ありがとうございました!
インタビュアー:さぬきち
カメラマン:ゆっしー
ブログ作成:のりにぃ
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