さぬきち:では、齋藤友和さんのインタビューをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
ともたん:よろしくお願いします。
目次
ともたんの自己紹介
さぬきち:では、ともたんの自己紹介を簡単にお願いします。
ともたん:名前は齋藤友和と申します。あだ名は今、さぬきちから言われたけど、ともたんです。元々はともちゃんでしたが、受講生にともちゃんという方がいたので、ともたんに改名しました。住まいは山形県の鶴岡市というところに住んでいて、目の前が漁港です。今の仕事は十坂(とさか)こども園で、保育の補助をしています。
うつ病で苦しんでいた時に出会った手帳學
さぬきち:手帳學に出会った時期と、そのきっかけについてお聞きしても良いですか?
ともたん:ちょうど3年前、ディーラーで営業をしていたんです。営業をしながら組合の活動もして、どっちも一生懸命やっていたんですけど、その一生懸命の方向が違ったのか、だんだん気持ち的にどんどん病んで行って、結果うつ病になったんです。その結果、そこからまるっと1年間会社に行けず、外にもなかなか出ることができない状態がずっと続きました。そんな中、8月にFacebookか何かを見ていた時に『手帳學』っていう広告を見て、「何だろうな」って興味を持って、メルマガに登録して購読していたら「これはすごく興味があるな」って思って、直接連絡を取って申し込んだのがきっかけですね。当時の日付は忘れもしないですが、4月22日まで仕事に行けていたけど、翌日の23日に会社に行けないっていう状況になって。そこから何日か体調不良ということで休んでいたんです。でも、本当はずっとモヤモヤしていて、1日が過ぎて行き、1週間休み、1か月休み…そのままどんどん行けなくなって、結局休職してしまう状況になったんです。家にずっといてSNSを何となく見た時に、本当にたまたま目にしたのがその広告だったんです。
さぬきち:だんだんとしんどくなって来ていた状況で、手帳學に出会ったんですね。
ともたん:その時は心療内科にずっと通っていました。手帳學を見つけたのがそれから半年ぐらい経った時で、その頃には大分精神的には落ち着いて来たけど、仕事には行きたくなくて。その時に、その先生が「1人で旅にでも行ってみたら」というようなことを言われたんです。その時に体験講座がたまたまその時期にあったので、それに申し込みました。また、岡山の倉敷で大雨被害があった時、その災害ボランティアをしようと思って、そこに合わせて1人でボランティアを申し込みました。その帰りに大阪に寄ってしげちゃんと会って、そこで体験講座を受けたんです。それが9月ぐらいの話ですね。
手帳學の説明を受けた時点で、直感で受講を即決!
さぬきち:その頃の人生は、どんな感じの状態だったんですか?
ともたん:自分の中では、もうどん底でしたね。実際休んだ理由っていうのも、頑張ってはいたけど、頑張れば頑張るほど、ちょっと違った方向でお客さんと違うやりとりをしてしまっていました。「安くしてくれ」っていう要望に応えようと思って、身銭を切って借金も膨らんだり…そういった負のスパイラルにハマっていたし、もう自分では仕事もお金のも心もどうすれば良いか分からないっていう状態でした。そこでしげちゃんの体験講座を受けて、心がスッと楽になった感じがあって。そこでしげちゃんから「次の日、コーチング受けてみない?」って誘われて。その時に、手帳學ではこういうことをするんだっていう説明をいろいろ受けて「やる?」って言われた時には、もう自分の中では、もう何も迷わず「はい、受けます」ってなりました。
さぬきち:体験講座を受けた時に「これだ!」みたいなことを感じてたんですか。
ともたん:もう「これしかない!」っていう感覚がありましたね。
さぬきち:体験講座を受けられた翌日に、本講座を受けることを決められたんですか!すごいですね。
ともたん:すごいかどうかは分からないんですけど、その時は素直にそう思えたんです。
さぬきち:本講座を受けるって決めた時って、不安な気持ちとかなかったですか?
ともたん:基本、全てにおいて不安だったし、タダで受けられる訳じゃないから当然お金の心配もありましたが、とにかく直感を大事にしました。確かに不安もありましたが、直感でもう「やる!」って思ったし、それについては何の迷いもなかったです。
本講座で衝撃を受け、京都駅で”生まれ変わった”感覚に
さぬきち:実際に、本講座を受けてみてどうでしたか?
ともたん:もうとにかく衝撃でした。講座の内容で、自分にとことん向き合う課題があったんですが、その中で自分を整理して行くというか、見つめ直して行きました。「自分をこういう風に表現していいのか」とか、「こうやっちゃダメだろ」って思ってたことも、本講座の愛・使命編では「それで良い」って言われました。それでも、なかなか表現できなかったから、ちょっと苦しいところもいっぱいあったんだけど、最終的には感情を出し切れてスッキリ感がすごくありました。一番の思い出は、今まではすごく人の目が気になって、歩いていても素直に歩けなくて、いつも誰かからの「見られてる」っていう視線を感じていたんですけど、本講座を受けた帰りに京都駅を歩いていて、ふと上を向いた時に、もう誰からの目線も気にならなくなっていて…もう一気に視界がパーっと開けた感覚になって。言ってみれば「俺、生まれ変わったんだ!」みたいな、そんな感じがした。歩くのがすごく楽というか。今まではいっぱい壁があって、それをかき分けて進んで行くイメージだったんだけど、それが風を切って歩いているイメージになった。自分のわだかまりというか、今までこうしてきたけど、これでいいんだって、自分を許せたというか…当然感情がたくさん出て涙も出たし、家族に対する想いだったり、今まで隠してたようなところも全て出し切れて、スッキリしたのかなって思います。
『許せた』という感覚を得て、家族関係と職場の環境が大きく好転
さぬきち:手帳學を受けていろんな変化があった中で、最も大きな変化って何だと思いますか?
ともたん:自分を認められるようになって、人の目線が気にならなくなったってこともそうなんだけど、『許せた』っていう感覚かな。その時講座の中で、家に帰ったら両親に「ハグしよう」って決めて、それを公言して帰ってきたんだけども、だんだん家に近づくにつれてすごく恥ずかしくて「どうしよう」ってなったんだけど、思い切ってやってみました。その時の感情だったからできたんだろうし、今ならできないかもしれないけど(笑)両親とハグして、そしたらやっぱり泣けてきて、両親と抱き合って泣きました。「今までこういう講座を受けてきて、そこでありのままの自分の気持ちに気付けたし、みんなといろいろ話してきたんだ」って素直に親に伝えたら、母親も「そうか」って泣いてくれました。やっぱり今まで育ててきて悩んでる息子を見て、親としても悩んでるところもあったと思います。その出来事から、家庭の中の環境は変わったなと思います。一番身近に感じたのはそこですね。でも、今度現実に戻ってくると、仕事はどうしようかなって思って。今までは「仕事は辞めてはダメだ」っていう思いがあったんだけど、手帳學の講座を受けて、許して認め合って話し合えたことによって「仕事は辞めていいんだ、いろんな選択肢があるんだ、これだけじゃない」ってことに気付けました。それから今のこども園っていうところにご縁があったんです。そこは未知の世界で経験がなかったけど、直感的に「ここだ」って思えました。前職を辞めたからこそ、今の職業を見つけられたので、そこも大きな変化でした。
さぬきち:本講座を受けたことによって、家族関係や自分に大きな変化があったんですね。
ともたん:その時は、自分がどういう人なのか全く分からなくなっていたし、何重もの仮面をかぶっているような状態でした。でも本講座でだんだん皮をはいで行ってもらって、ちゃんと素のままの自分が見えたっていう感じでした。
手帳學を受講していなかったら、きっと同じことの繰り返し
さぬきち:もし、手帳學の本講座を受けてなかったら、どうなっていたと思いますか?
ともたん:受けてなかったら多分こうやってはいられないと思います。何にも変わってなくて、少し時間が経ったらまた休職を解いて、また頑張ってる。本当に自分が分からないまま、一旦はリセットするかもしれないけど、また悪い方向にどんどん進んで行って、また同じ状況に陥って悩んで…という、その繰り返しをしていたように思います。
自分と同じ境遇の人に手帳學の環境を伝えたい
さぬきち:ともたんが描いている将来のビジョンがあったら教えていただけますか?
ともたん:本講座を受けて2年半くらい経ちましたが、自分は手帳學を受けて変われたし、自分を認めることもできた。そんなすごく変化した自分に驚いています。そして、帳學って仲間がいっぱいいて、手帳學の3大ルールで何でも話し合える、心から落ち着ける安心・安全の環境がありますよね。自分も苦しんでいたし、いろんな悩みを持っている人は自分の周りにもたくさんいるし、視野を広げれば日本中、世界中にいると思います。そういった人がひとりでも自分に関わることで笑顔になってくれればうれしいです。安心・安全の場があるっていう安心感の元、自分らしく輝いていける人を1人でも2人でも増やしていきたい…というのが、自分の思う、理想の姿、将来のビジョンになるかなと思います。
自分を大切にできて好きになれる手帳學の素晴らしい『環境』
さぬきち:「手帳學の魅力は、これだ!」っていうのが何かあったら教えてください。
ともたん:手帳學って「何が」ってことはなくて本当に全てが素晴らしいんだけど、やっぱり自分を大切にできて、好きになれるの環境があることだと思います。それがあるからこそ自分らしく輝いて生きられるし、その環境も含めて手帳學だと思います。自分好きになるために必要な仲間やいろんな環境が整ってるんです。本当に手帳學は『環境』が素晴らしい。それが魅力だと思います。こんな環境ないと思いますよ。本当に全ての環境が素晴らしいです。
「自分に向き合う」ために、一歩踏み出してほしい
さぬきち:この記事を読んでくれている人の中には、自分のことを好きになれないとか、自分のことを大切にできないってことを悩んでいる人もいると思います。自分を大切にできなくて悩んだり迷っている人に、手帳學の本講座を受けられて、変化を感じられて魅力を感じられた、ともたんだからこそできるアドバイスって何かありますか。
ともたん:自分もそうだったんですけど、「自分が間違ったことをしている」って誰も思っていないと思います。それに、自分のことを今は嫌いだと思っていても、誰もが本当は好きになりたいし、認めてあげたいし、知りたいんです。自分が嫌いな人って本当はいないはずなんですよ。誰もが自分らしく輝きたい。でも、そのための理想もいろいろあるし、理想と現実でいろいろ違うところはいっぱいあると思います。それを叶えるためには、なかなか簡単ではないですが、『自分に向きあう』っていうことがとても大事なことだと思います。じゃあ自分に向きあうためには何をどうやってやったらいいのって思いますが、そんなの分からない人が大半でしょうし、自分もそうでした。だから、とにかく「自分に向き合う方法が分かりません」って素直に言って、一歩踏み出すっていうのがとても大事だなって思います。僕の場合は失業した時の本当にちょっとしたきっかけだったし、そういう直感を大事にしてほしいって思います。いろいろ悩んたけど、手帳學の世界に触れること自体は本当に直感的に動けたので、何か感じられる方はぜひぜひ迷わず、誰もが安心・安全な場所なので。少しでも気になるのなら深く考えず、勇気を出して一歩踏み出してほしいなと思います。
まずは、体験講座を受講してみてほしい
さぬきち:ともたんが思うお勧めの講座とか、「これ受けてみたらいいんじゃないかな」みたいな講座かとかありますか?
ともたん:そうですね、体験講座はとにかく受けたほうがいいと思う。気軽に受けられるんですけど、とても大事な内容だし深いところなので、ぜひそれを受けて、それから自分が本講座を受けたいか考えてみれば良いのではないかと思います。そして、そこからぜひ愛・志命編の本講座を受けてほしいと思います。絶対人生変わるから。
さぬきち:そう言い切れるのはすごいですね!最後に何か一言があればどうぞ。
ともたん:この場で言っていいのか分からないんですけど、しげちゃん始め、運営の方々、今、仲間としてたくさん関わってくれている皆さんに、とにかく感謝しかないので、この場を借りて「ありがとう」。もう、これしかないですね。
さぬきち:今日はお時間いただきまして、ありがとうございました!
インタビュアー:さぬきち
カメラマン:ゆっしー
ブログ作成:のりにぃ
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