手帳學本講座を受講後、人目がそれほど気にならなくなった ~日本と台湾を行き来する生活をしたい~ ◇下妻亜由美さん / つまぴー◇

 

仕事中に「話さないと日本語を忘れてしまう!」と思った

 

さぬきち:手帳學受講生のつまぴーにインタビューしていきたいと思います。つまぴー、よろしくお願いします。

 

つまぴー:よろしくお願いします。

 

さぬきち:まずはつまぴーの簡単な自己紹介ですね。お名前とニックネームとお住まいを伺ってもよろしいですか?

 

つまぴー:下妻亜由美です。ニックネームはつまぴーで、大阪市内に住んでいます。仕事はホテルのフロントスタッフをしています。

 

さぬきち:今コロナでホテルって大変そうなんですけど、どんな感じなんですか?

 

つまぴー:店舗ごとに休業してるところもあったりとかもしますけど、ほとんどの店舗は開いてはいますね。ただ、お客さんが減ったり、休みが増えたりはしてますし、勤務時間が短い日とかもあるので、絶対にヒマになりますね。やっぱり業界としてはコロナの影響はもろに受けていると思います。

 

さぬきち:今までのお仕事はどういうお仕事をされてきたんですか?

 

つまぴー:事務系が多かったんですけど、ホテルで働く直前の仕事がデータ整備の仕事で、日本語を忘れて来ていて…仕事中、何もしゃべらないんですよ。ずーっとパチパチカタカタってやってるだけだったので、何か分からないことがあって先輩や上司に聞きたいときに「何て聞いたらいいんだろう?日本語を忘れてきてる!これはいけない!」って思ったんです。そういうところで働ける人は、密にコミュニケーションを取らなくても自分の想いを伝えられて、聞きたいことを聞けるという意味で、実はコミュニケーション能力が高い人たちなんだなと思いました。あいさつしてもあいさつが返ってこないとか、コミュ障だなって思う人は何人かいましたけどね。でも、私はコミュニケーション能力が低いので、訓練しないとできないんだなってことが分かりました。

 

日本人と一緒につるまないために台湾の台南に留学

 

さぬきち:留学をしていたっていうお話も聞いたんですけど、どちらに留学されてたんですか?

 

つまぴー:7年前くらいに台湾に行きました。日本人がそこまで多くないだろうってことで、台湾の台南(たいなん)ってところか、あとは内モンゴル自治区に行こうと思っていました。ただ、内モンゴルは福岡まで帰るのが距離的に大変だったんですよね。あとは絶対何かで乗り換えないといけないから、ちょっとそれも面倒だし、退路を断つっていう意味ではいいかなとは思ったけど、あんまりヘビーだとメンタル弱いんで、泣いちゃうかなって思ったので、結局台南にしました。

 

さぬきち:日本人が少なさそうっていうのは、場所を選ぶ上で大切な部分だったんですか?

 

つまぴー:日本人とつるんじゃうからね。

 

さぬきち:なるほど。ちゃんと勉強ができるようにっていうことで、台湾の中でも台南を選ばれたんですね。

 

台湾の人は、良い意味で他人に興味がないところが良い


さぬきち:ちなみに、どれくらいの期間留学されてたんですか?何か変わったこととか感じたこととかありますか?

 

つまぴー:1年弱ですね。台湾にいるときは人の目を気にせずに生活していたので、ここはなんて気楽な世界だろうと思ってました。台湾人はいい意味であんまり他人に興味ないというか。なので、特別おかしなことをしていなければ、別に他の人も何も言わないし。そのままの自分を受け入れられている感じがしましたね。でも、留学から戻ってきたら、日本の生活はやっぱり息苦しいなと思いました。日本ではどうしても周りの目を気にしてしまうし、一緒のことをしていないといけないと、周りに合わせないといけないんだと気を遣ってしまうので、かなり気疲れしてしまう環境だったんだなと改めて感じましたね。

 

さぬきち:周りに合わせないとダメっていう、日本人の国民性がつまぴーにとってはしんどいんですかね。なるほど。

 

気遣いはするけど、押し付けがましくない台湾人の感性が好き


さぬきち:いろんな海外の国がある中で、台湾を選択したのはなぜだったんですか?

 

つまぴー:旅行していても思ってはいたんですけど、留学中に思ったのは、やっぱりみんなあんまり他人を気にしていないなと。気は配っているけど、感心がない。でも、様子は見てるんですよ。じいちゃんとかばあちゃんとか来たらさっと席を譲るし。私が住んでいたところは特に大学の近くだったから、マクドナルドやモスバーガーとかで大学生が固まっていたりとかして、結構長い時間で勉強はしてるんですよ。だけど、食事で使うお客さんが増えてきたら、サーっと席を変えるんです。それと「空気を読む」っていうのはあまり好きな言葉じゃないんですけど、台湾人は他人がやっていることにそれほど感心を示さないのに、うまくその空気を読んでいるというか。それも自然にできるのが良いし、「やってあげたよ」みたいに押し付けがましくないんです。もしそれがあったらどうしても「ああ、ありがたく頂戴いたします」みたいになっちゃいますよね。例えば、私が必死に荷物を運んでいたら、おばちゃんが「どこまで行くの?運ぼうか?」みたいに言ってくれるんですよ。でも、目的地がすぐそこだったから「ありがとう、駅までなのでいいです」って言ったら「本当?じゃあね~!」ってどこか行っちゃったんです。でも、その気軽さが私に合っていたんでしょうね。みんな「良いことをしないといけない」っていう構えた感じがないし、別に自分が気にならなければしないし、自分が急いでて余裕がないとかそういうときはしないし、別にできなくても良いんです。…台湾に帰りたいです(笑)

 

「変わりたい」けど、どうしたらいいのか…そのきっかけを得るために本講座に参加

 

さぬきち:手帳學との出会ったきっかけを聞かせていただきたいんですけど、どれくらい前にどういうところで出会ったんですか?

 

つまぴー:2年くらい前だと思うんですけど、時間の使い方が下手なので、手帳をうまく使って時間を使おうみたいなものを探してたところに、多分Facebookか何かで見たんです。でも、内容は思っていたものと全然違いましたね。手帳の『使い方』というよりは、『自分を見つめるツール』として手帳を使っていくけどねって感じでした。

 

さぬきち:なるほど。最初の印象とは違っていても本講座に進まれたのはなぜだったのですか?

 

つまぴー:元々「変わりたい」と思ってはいたけど、ぼやーんと「変わりたいな」って思ってるくらいで、変わるきっかけがなかなか掴めなかったんです。でも、変えるにはどうしたらいいんだろう?何か強烈なインパクトがあったら、きっと変わるのかな?と思っていたけど、特に掴めずにいたので、ちょっとお話を聞いてみようかなと思いました。あんまりガマンしないタイプになりたかったんです。

 

さぬきち:ああ、なるほど。周りを気にしやすいというか、ストレスを感じやすかったんですかね。

 

本講座でギャン泣き!人によって感情の抑圧の度合いは違うのかなと感じた

 

さぬきち:実際に手帳學の本講座を受けてみてどうでしたか?

 

つまぴー:自分が感じている自分と、『本当の自分』ってやっぱり結構違ってるんだなって思いました。

 

さぬきち:本講座の中で印象的なワークなどはありましたか?

 

つまぴー:ギャン泣きの回ですね。

 

さぬきち:涙が出るほどということは何か大きな気づきがあったんですか?

 

つまぴー:そうですね、(感情を)出しやすい人と出しにくい人がいると思うんですけど、私はそもそも出しにくい人だったんだと思います。何が本音かも分からないくらいになってたのか…もしくは、逆にそこまで強烈に押さえこんでるものが無かったのかもしれないとも思いました。みんな押さえてるからバッと出せるし。出せたときに「わっ」と来るけど、そもそも押さえているものがそんなになければ、出すものもそんなにないのかなと思いました。

 

さぬきち:本講座を受けたことで「自分、変わったな」って思ったりしましたか?

 

つまぴー:「今、自分はどうしたいのかな?どう思ってるのかな?私は今とても嫌な気持ちだけど、何が嫌なんだろう?」とか、そういう「自分の気持ち」を意識して考えるようにはなった気がします。それによって、前ほどは人が自分のことをどう思ってるのかが気にならなくなりました

 

『手帳學』という共通理解で繋がっている、自由なコミュニティが魅力

 

さぬきち:手帳學のコミュニティに参加されて、良いなと思った点はありますか?

 

つまぴー:私は周りが楽しい雰囲気だったらそれだけで幸せだと思えるので、みんなが楽しそうにしているのを見ていられるのはいいなと思います。あとは『手帳學』を知っている共通点があるから、職場の同僚とか、そういう繋がりじゃなくてもみんな楽しそうにできるんだなって思っています。手帳學の他に共通点が特になくて、違ったところから来ている人たちでも仲良くなれるような環境だし、何か「こうしなければならない」というのもないし、密に繋がらないといけないということでもないですしね。繋がりたければ繋がればいいし。ほっといてほしければほっといてもらえますしね

 

さぬきち:コミュニティが自由っていうところがつまぴーのお気に入りなところなんですね。

 

今は貿易事務の経験を積み、いずれは台湾と日本を行き来する生活がしたい


さぬきち:つまぴーがこれからやっていきたいこと…例えば、お仕事とかこれからどうしていきたいとかあるんですか?

 

つまぴー:楽しく生きていたいですね。目下の目標としては、貿易事務できちんと働いて行きたいです。このご時世。正社員だからって雇用が確実に保障されているわけではないけど、今みたいに何かがあったときに守られるとすると、やっぱり正社員から守られるから、できれば正社員が良いです。その先々何がしたいかなって言ったら、理想は台湾と日本を行き来するような生活をしたいです。私にとって台湾は重要スポットですし、今も旅行では行き来はしています。

 

さぬきち:なるほど、貿易関係そのものには特に興味があるわけではないんですか?

 

つまぴー:貿易は、海外から物を輸入したり買ったりしたときに、ちょっと流れが分かるようになったので、面白さがちょっとだけ分かるようになってきましたね。なので、もしかしたらそれが好きな仕事になるかもしれないですね。台湾系の貿易をしている会社で働ければ一番かもしれないですけど、今はとにかく貿易事務の経験を積むことを目標にしています。

 

「自分らしくいればそれでいい!」と自分に言ってあげたい

 

さぬきち:これから幸せになっていくために、これからの自分自身に対して一言ありますか?

 

つまぴー:「やりたくないことはやらなくてもいいんだよ!」って言ってあげたいですね。誰かに「何でそんなもの着てるの?」って言われても自分の着たい服を着ればいいし、「別にお前に迷惑かけてねえから」って思えばいいし、「アラフォーでこのメイクは痛い!」なんてネットで見たとしても、「自分の好きにいいんだよ!自分に似合うものを選ぶのは大事だけど、自分に似合ってれば何でもいいんじゃない?」って言ってあげたいです。「私らしさって何だろう?」って、今でもあまりよく分かってないですけどね。

 

さぬきち:でも、僕は今でもつまぴーらしさって出てるなと思いますよ!今日は手帳學受講生のつまぴーにインタビューさせていただきました。ありがとうございました。

 

つまぴー:ありがとうございました!

 

 

インタビュアー:さぬきち

カメラマン:ゆっしー

ブログ作成:のりにぃ

 

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